▼レースレポート
開幕戦の「わたりラウンド」で、優勝。そして、今月1日にタイ・カンチャナブリ県で開催されたグラベルワールドシリーズ「DUSTMAN」でも優勝。タイトなスケジュールの中、沢田はこの日、幕張クロス25-26に臨んだ。
この日ロードレースチームは、ツール・ド・おきなわとツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに出場。おきなわでは岡篤志が優勝し、いい流れを作ってくれた。
幕張クロス25-26には、織田聖選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)、副島達海選手(TRK Works)、鈴木来人選手(OnebyESU-IC)、小坂光選手(Utsunomiya Lux)など、おなじみの強豪メンバーが沢田とともにスタートラインに立った。
午前中は雨。レースは前回同様泥のレースが予想されたが、沢田は泥が多いレースでも数多くの勝利をあげてきた。
14時15分にレースがスタートし、沢田はホールショットで2番手に。1周目完了時点で、沢田と副島先頭パック、さらに織田選手と鈴木選手が続く。さらに2周目完了時の先頭は沢田と織田選手、副島選手となった。この時点で既に、顔に泥が付くほどの状態だった。
ちなみに、沢田によると前回のシクロクロスのレースわたりラウンドと比較し、泥区間の乗車率が高かったとのこと。また、泥区間を抜けると先行できていることが多かったため、泥区間は先頭で入った方が有利と判断したと振り返った。
周回を重ねラスト1周。勝負は沢田と織田選手の一騎打ちになる。沢田は10秒ほどのアドバンテージを持って最終周回に臨む。しかし、この時点で既にタイヤがパンク。シケインで先行され粘ったが抜けず、最終的に織田選手が優勝した。沢田は惜しくも2位となった。