レースはスタート直後から逃げたい選手がアタックを試みる。
序盤は、吉田晴登選手(ヴェロリアン松山)や大山航平選手(イナーメ信濃山形)、藤澤勇聡選手(NEXT TEST SET)が逃げる場面もあったが、ほどなく吸収されていく。ブリッツェンは、逃げメンバーをしっかり見つつ集団前方で走行していた。
9周目では、久保田悠介選手(ヴィクトワール広島)と池谷隆太選手(稲城FIETSクラスアクト)が先行するが、武山などが対応。そして、10周目の中間スプリントを狙う動きで集団は再び一つになり、周回を重ねる。
15周目、ブリッツェンやヴィクトワール広島、キナンレーシングチームなどは前方で固まりはじめる。17周目には、竹田天飛選手(弱虫ペダル サイクリングチーム)が先行、吸収された18周目にはカウンターで大山選手と渡辺一気(京都産業大学)が先行する。スタートから初めて逃げが容認され、逃げ2人、集団の構図になる。
21周目では先頭から大山選手がドロップ、しかし島崎将男選手(群馬マンモスレーシング)
がジャンプアップに成功。渡辺選手、島崎選手の逃げは粘り周回を重ねる。一方で、集団はスプリントに向け緊張が高まる。ブリッツェンは先頭を固めるが、同時にヴィクトワールやキナン、シマノもまとまりはじめる。
ファイナルラップ、逃げていた2人を集団が吸収。やはり大集団のスプリント勝負だ。前方を固めたのはヴィクトワール。ブリッツェンはその後ろに控える。昨日、優勝した橋本英也選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)もその中に入り込む。
そして、最終コーナー手前でブリッツェンが勝負にでる。フォンが武山、岡をひきつれ加速し、コーナーを曲がる。しかし、武山の後ろには橋本選手がつく。橋本選手は単騎でも勝てるスプリント力がある。ただ、岡が強かった。後方からスプリントを開始し加速。道幅の広さがプラスに働き、失速することないスプリントをみせ見事フィニッシュラインをトップで通過した。昨日の悔しさを晴らすかのような走りで、サポーターに勝利を届けた。
岡が全力でスプリントをできる状況を作り出すためのフォンや武山の動き。序盤から集団をコントロールした増田、沢田、宮崎の力も大きかった。