いつもAstemo宇都宮ブリッツェンに温かいご⽀援、ご声援をいただき、誠にありがとうございます。栃⽊県宇都宮市を拠点とする地域密着型プロサイクルレーシングチーム「宇都宮ブリッツェン」を運営するサイクルスポーツマネージメント株式会社(本社:栃⽊県宇都宮市、代表取締役社⻑:柿沼章)は、今シーズンをもって退団・引退する選⼿・スタッフを下記の通りお知らせします。なお、2026年のチーム新体制につきましては、12⽉中旬頃の発表を予定しております。
※尚、退団選⼿の今後の活動については、移籍先のチーム、または各選⼿からの発表をお待ちください。
◯⽣年⽉⽇:1995.9.3
◯出⾝地:栃⽊県⿅沼市
◯在籍年数:9年(2016年〜2023年、2025年)
この度、⼩野寺玲は、選⼿引退の決意をしたことをご報告します。12年の選⼿⽣活でしたが、僕の⼈⽣において⼤切な思い出が沢⼭詰まった、宝物のような12年だったと思います。難病を患い、⽬標を⾒失い、全てに絶望した昨年。ブリッツェンに戻ってこれてから、選⼿として前線復帰を⽬標にこれまで頑張ってきましたが、病状は横這いの⼀途を辿り、回復の⾒込みはまだ⾒えない状況です。そうなれば当然、結果を追い求める⽇本⼀のチームと選⼿として契約交渉するのはとても難しいことでした。本当はまだ⾛りたい。⾛ればまた勝てる。レースシーズンを駆け抜けたい。その気持ちはありました。でも、今のままでは普通の⽣活すら満⾜にできない状況です。
今年のチームを輪の外から⾒ていて、羨ましくもあり、悔しくもあり。そして、チームに⾃分が選⼿としての価値が無いと判断されることも⾟かったし、なにより⾃分がそれを⼀番分かっていて、活躍して順⾵満帆に過ごしているチームメイト達を、妬むような⽬で⾒てしまう⾃分がもっと⾟いし嫌でした。それでも、僕の復活を信じて応援し続けてくれたファンの皆様がいました。その声に励まされ、復活への光を⾒つけたいと、夏の鈴⿅に出⾛しました。ここで何かを掴めれば。結果を出してチームに認めてもらえれば。そう希望を持って挑みましたが、⽬の当たりにしたのは⽢くない現実でした。復活を信じて応援し続け、待っていてくれたファンの皆様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。なんて⾔葉にすれば良いか、発表の⽇を迎えるまで分かりませんでした。プロデビューから地域密着型チームで⾛り続け、沢⼭の⼈と出会い、応援し続けてもらいました。⾛れなくなった最後の最後まで、沢⼭の⼈が応援してくれていたこと。選⼿にとってこれほど幸せなことはないと思います。選⼿として理想としていた引退はできませんでした。思い残すこと、悔いもたくさん残りました。それでも、選⼿として駆け抜けた⽇々、その⽇々のなかで出会った⼈達、応援し続けてくれたファンの皆様、全てがかけがいのないものになりました。選⼿としての僕の旅路で出会った⼈達に、⼼から感謝しています。
⻑きにわたりオノデライダーを応援してくださり、本当にありがとうございました。
◯⽣年⽉⽇:1998.7.31
◯出⾝地:神奈川県
◯在籍年数:2年(2024年〜2025年)
Astemo宇都宮ブリッツェンの花⽥聖誠です。「知ってるよ」と⾔われても、この響きが⼤好きなので、あと数回だけ⾔わせてください。いつも応援ありがとうございます。
栃⽊、そして宇都宮の皆さん、温かく迎え⼊れてくれて本当にありがとうございました。所属して2年。正直、こんなに早くこのチームを離れるとは思っていませんでした。結果が出せない時も、怪我で苦しんでいた時も、⽀えになっていたのは「花⽥頑張れ」という声でした。あの⼀⾔でまた前を向けたし、どんな時も踏み続ける⼒になりました。スポンサーの皆さまをはじめ、ブリッツェンに関わるすべての⽅々、本当にありがとうございました。そして、栃⽊で出会えたすべての⽅へ。たくさん
の出会いと経験を、本気で誇りに思っています。⽬⽴ちたがりで、カッコつけマンで、時にわがままで⽣意気な私です。ブリッツェンでなければ、100%⾃分のことだけ考えて⾛っていたと思います。それでも受け⼊れてくれたチームには、⼼から感謝しています。残すレースもあります。まだ少しの間、宇都宮にも居ます。残された時間で、最⼤限の感謝をもって、少しでも恩返しができるように、最後まで⾃分らしく⾛ります。
最後になりますが、これからもブリッツェンへの応援をよろしくお願いします。本当にありがとうございました。
◯⽣年⽉⽇:1996.8.2
◯出⾝地:コロンビア
◯在籍年数:2年(2024年〜2025年)
宇都宮ブリッツェンに加⼊する機会をくれた、元宇都宮ブリッツェン監督の⻄村⼤輝さんに感謝しています。新しいトレーニング⽅法を学び、とても貴重な経験をすることができました。
また、チームの皆さんには、常に礼儀正しく、温かく接していただき本当にありがとうございました。共に過ごした時間は、⾃分にとって⼤きな学びと成⻑の時間になりました。⽇々の練習やレースに真剣に取り組む姿勢、チームとしてのまとまりや責任感には⼼から尊敬しています。その姿は、⽇本のサイクリングを象徴するような努⼒と情熱そのものだと思います。これからの皆さんの活躍を⼼から応援しています。
そして、このチームの⼀員として過ごせたことを嬉しく思います。
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