【レポート】MTB Coupe du Japon 菖蒲谷 XCO
▼開催日
2026年4月19日(日)
▼レース会場
菖蒲谷森林公園特設コース(兵庫県たつの市揖西町菖蒲谷)
▼出場選手
沢田 時
▼競技概要
レーススタート時間:13:00
レース距離: 1周約3.0km×8周=24.0km
昨日のレースは約10分。レース中に告げられた周回数が想定より半分ほど少なかったこともあり、思い描いたレースができなかった沢田。今日はその悔しさを晴らしたいところだ。
菖蒲谷は、沢田と相性がよいといってもいいだろう。昨年の同大会では、優勝。目指すは連覇だ。
レース前の沢田のコメント
「肌寒いぐらいで走ったらちょうどいい気温かなと思います。昨日はレースが短かったが、逆に今日は8周回と1時間半ぐらいに長いレースになりそうです。後半勝負になるかなたと思います。(ライバルに関して)走ってみないとわかりませんが、副島達海(TRK Works) 選手や松本一成(ハイファイブレーシング/ホンダカーズ群馬)、竹内遼(MERIDA BIKING TEAM)選手はライバルになると思います。ただ、気を取られず自分の力を出し切りたいなと思います。今、ロードレースで西日本クラシックが行われており、先ほど谷選手が逃げている姿を映像で観て力をもらいました。自分も逃げきって勝てるように、谷選手やチームの勝利を願いながら、マウンテンバイクで頑張りたいと思います」
昨日のXCCで8位以内入った選手は、この日のスタート位置が前列となる。沢田は2位に入り、前列でのスタートとなった。ロードレースと比較し短距離で、個人戦といってもいいマウンテンバイクやシクロクロスはこのスタート位置が非常に重要だ。
スタート後、ペースを上げたのは沢田が警戒していた松本選手だ。その動きに沢田が反応し、先頭で上りをクリア。沢田自ら主導権を握る。直後、松本選手が後退し、昨日優勝した副島がペースアップ。沢田と副島選手による先頭パックが形成される。
2周目、沢田は1周目同様に上りを利用し、ペースアップ。この動きで副島選手が脱落し、沢田は単独先頭に踊りでる。3周目では竹内選手が追走を開始し、沢田を捕まえようかという状況だったが、沢田は再びペースを上げて竹内選手を引き離す。
後方では竹内選手と高橋翔(drawer THE RACING)がセカンドパックを形成するが、沢田はタイム差10~30秒をキープし、独走態勢を崩さず周回を重ねていく。
7周目の下り区間では落車してしまったが、すぐにレースに復帰。最終周も冷静にレースをこなし、優勝を飾った。
昨日の悔しさを晴らすような走り、また、落車後も冷静な対応で勝利を掴みとった沢田。昨日のレース後に口にしていた「あした優勝して気持ちよく宇都宮に帰れるように頑張りたいと思います」という言葉を現実にした。
また、難しい下りではなく、得意の上りで主導権を握る作戦を遂行した点も見事だった。
【レース後の沢田のコメント】
「展開としては、8周回のうちの2周目でトップに立つことができました。そこからずっとトップではあったものの、後ろが10~20秒ぐらいで迫っていました。残り2周で転倒もあり厳しいレースとなりましたが、何とか勝つことができてよかったです。このコースは一周10分少しの短いコースで、勾配のある上りが2か所含まれています。特に自分自身、このコースの下りが遅かったので、できるだけ上りで踏んでタイムを稼ごうと、そこだけは誰にも負けないように踏んで後ろと距離を保って走りました。来週は東日本ロードクラシックに出場するため、一度ロードレースに出場します。チームの力になれるように頑張りたいです。その後、韓国でマウンテンバイクワールドカップがあり久しぶりに参戦するので日本チャンピオンとして頑張りたいです。引き続きロードレース、マウンテンバイクともに、みなさんにいい結果が届けられるよう頑張っていきたいと思います。きょうはありがとうございました」
▼リザルト
1位 沢田時(Astemo宇都宮ブリッツェン) 1:26:10.69
2位 竹内遼(MERIDA BIKING TEAM) +00:11.97
3位 高橋翔(drawer THE RACING) +00:22.12
© 2008 - 2026 CYCLE SPORTS MANAGEMENT Corp. All Rights Reserved.
No reproduction or republication without written permission.
本サイトで使用している文章・画像等の無断での複製・転載を禁止します。