ニュース:レース

2024/03/03 レース

【レポート】JATCO presents 富士山サイクルロードレース2024 富士クリテリウムチャンピオンシップ

【レポート】JATCO presents 富士山サイクルロードレース2024 富士クリテリウムチャンピオンシップ

 

▼開催日

2024年3月3日(日)

 

▼会場

富士市役所前富士市道臨港富士線(静岡県富士市永田町1-100地先)

 

▼出場選手

谷 順成

沢田 時

武山晃輔

花田聖誠

本多晴飛

 

▼競技概要

富士市役所前特設周回コース 1.8㎞×30周回 総距離21.7㎞

出走:76名

スタート時間:14:29

 

▼レースレポート

宇都宮ブリッツェンにとって2024シーズンの幕開けとなるこのレース。前日の予選で各組25位までが今日の決勝に進めるシステムだが、今季スプリンターを任されたフォン・チュンカイがメカニカルトラブルで予選を無念のリタイヤ。残り5人が予選を通過し、決勝は沢田時、谷順成、武山晃輔、花田聖誠、本多晴飛で臨んだ。

 

今季もキャプテンを務める谷は、「新しいメンバーの顔合わせのようなレース。今日の勝負を任せたかったフォン選手を欠いたのは痛いが、みんな経験豊富だし、それを活かしてどう戦うかはしっかりミーティングをしたので、トライしていきたい」とレース前に語った。

 

快晴で富士山もくっきりと見えたが、強風が敵の1つだった。コースは180度ターンが両端にあるほぼ直線のコース。集団スプリント勝負になる可能性が高いだけに、フォンに勝機があるレースではあったが、2024シーズンのこのチームに期待のかかる、組織力が光ったレースとなった。

 

まずは4周回目。沢田の飛び出しで6名の逃げが形成される。沢田は今年すでにシクロクロスのレースに出場しているため動きがいい。その逃げは2周で捕まるが、そのすぐあとにできた5名の逃げに武山が乗った。逃げを作ったのは前年Jプロツアーの総合優勝者の中井唯晶選手(シマノレーシング)とジロ・デ・イタリア出場経験もあり、数々の逃げ勝負を重ねてきた山本元喜選手(KINAN Racing Team)だった。新規加入の武山は前チームでも名アシストとして活躍しており、期待をかけていた勝負の嗅覚を初戦で発揮してくれた。また、この逃げが強力と読んだ谷もジョイン。7名の逃げに、宇都宮ブリッツェンだけが2名を乗せてレースが進んだ。

 

30周という長い周回の中で、集団がジッとしていることはなく、11周目で追走集団ができたが、ここにしっかり乗ってきたのが沢田だ。2周で沢田たちが追いつき、宇都宮ブリッツェンは逃げに3名という体制に。

 

前日の予選会で全6名の選手を決勝に送ってきたのはシマノ、KINAN、ブリヂストンであったが、クリテリウムを得意とするブリヂストンが逃げにメンバーを入れておらず、集団でも動きを見せてないのが不気味なほどだった。しかしとうとう16周回目で集団の先頭を固め始めると、60秒あったタイム差が周回ごとに縮めていく。26周目には前が4名となり、谷が残って粘りを見せた。28周目になると集団はひとつになり、ブリヂストントレインは集団の先頭を譲らない様子であったが、残り2周では新加入の花田が先頭で揺さぶりを掛ける動きをし、赤いジャージが会場とレース中継を盛り上げた。

 

勝負は残り250mからロングスプリントを仕掛けた寺田吉騎選手(シマノレーシング)が優勝。前週のJBCF志布志クリテリウムに引き続きフィニッシュ前の単騎飛び出しで2連覇を飾った。

 

後方集団スプリントでは本多が2秒差で11位。「チームオーダーは、僕が後半の勝負所に備えるというものだった。11位は少し悔しいが、チームの中でゴールを狙うという役割が初めて回ってきたので、楽しくもあった」という本多。聞けば集団に合流した武山が本多につき、スプリントの位置取りを細かく指示し、そうして勝ち取った11位でもあった。その武山は、しっかりと谷を連れて46位でフィニッシュしている(谷が47位)。

 

西村大輝監督2年目の2024シーズン幕開けは「全員で戦う」が形となった好レースでスタートした。

【本多晴飛のレース後コメント】

チームオーダーは、僕が後半の勝負所に備えるというものだった。最後スプリントという展開で11位は少し悔しいが、初めてチームの中でゴールを狙うという役割が回ってきたので、楽しくもあった。先輩方が3人も前に入ってくれて心強く、次の展開まで待機ができたのはありがたかった。最後3周は武山さんが一緒に走ってくれて、スプリントを狙える選手の後ろを「ココだ、ココだ」と指示してくれ、1人では難しい位置を取ることができた。今月23日からの宇都宮2連戦は、昨年も出場して僕の得意なコースだったので、積極的に動いて勝利に貢献したいと思う。応援よろしくお願いいたします。

 

 

▼リザルト

 

1位 寺田吉騎(シマノレーシング) 1h18’24”

2位 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)+0’00”

3位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング) +0’01”

 

11位 本多晴飛(宇都宮ブリッツェン) +0’02”

26位 沢田時(宇都宮ブリッツェン) +0’04”

29位 花田聖誠(宇都宮ブリッツェン) +0’05”

46位 武山晃輔(宇都宮ブリッツェン) +1’00”

47位 谷順成(宇都宮ブリッツェン) +1’00”

 

※全リザルトは下記のURLからご確認ください。
https://fcrr.fujicity.jp/2024/wp-content/uploads/2024/03/dc95219fbe3e3a5ce62c0e9f89ec75b4.pdf