【レポート】JBCF Jクリテリウムツアー NTT東日本 宇都宮清原クリテリウム
▼開催日
2026年4月5日(日)
▼レース会場
栃木県宇都宮市清原工業団地周辺周回コース
▼出場選手
増田成幸
フォン・チュンカイ
沢田 時
岡 篤志
武山晃輔
宮崎泰史
▼競技概要
レーススタート時間:14:15
レース距離: 2.4km × 25周=60km
出走人数:107名
完走者:98名
ホーム初戦となった昨日は、岡の5位が最高位と厳しい結果に。その悔しさを晴らすためにも、そしてサポーターのためにも、きょうは勝たなければならない。昨年の同レースは、岡が残り約400mでロングスプリントを試みたものの惜しくも2位に。今年、狙うは表彰台の最も高い位置だ。
宇都宮清原クリテリウムは、平坦基調の2.4kmを25周、60kmで争う。今回コースが変わったこともあり、選手はレース前に試走を行い、コースを入念に確認した。
大集団スプリントが予想される同レースは、フィニッシュ手前のコーナーにどの位置で入るかが非常に重要になるだろう。この位置取り争いを制すため、20周以降は特に緊張感が高まってくるはずだ。
位置取り争いに必要なのは、体力、テクニック、そして経験。増田、フォンの存在は非常に頼もしい。
レース前の鈴木監督
「(昨日のロードレースは反省点が多かったと思う。ミーティングでコミュニケーションはとれたかという質問に対して)ロードレースの後、ミーティングをして今後に活かしていこうという話をしました。展開は悪くはなかったので、チーム内でコミュニケーションがとれていれば何かできたかなと思います。今年はコースが変わり単調になったので、その中でどのようにレースが動くかは走りださないとわからない部分もあります。ただ、スプリントになるのではないかなと思います。ヴィクトワール広島やキナンレーシングチームとの争いになってくると思うので、負けないトレインでうまく導いて優勝したいと思います。地元ですから優勝を狙いたいと思います。たくさんの応援をよろしくお願いします」
レース前の岡のコメント
「正直なところ最近のコンディションに対して自信を持っていませんが、その中で先週のクリテリウムでは、コンディションに自信を取り戻せたなかなと思います。昨日は思い描いた走りはできませんでしたが、きょうはなんとしてもいい走りがしたいなと思います。(コースが変わったことについて)昨年に比べて1周回の距離が短くなり、コーナーもそれほど多くありません。ただ、最終コーナーからフィニッシュまで200メートルもないので、コーナーでの位置取りは大事になるかなと思います。ほかのクリテリウムと比べて道幅がかなり広いので、集団で走っていてもそれほどきついコースではないのかなと思います。(岡選手がエースを務めるのか、という質問に対して)ほかのチームもスプリントに自信のある選手を揃え、逃げ切りを目指しているチームは少ないのではないかなと思います。そういった中でブリッツェンだけが逃げようとしても逃げは決まらないと思います。他チームの動きを見ながらになりますが、基本的なプランとしては自分のスプリントで狙う形です。先週の広島クリテリウムでは、キナンやヴィクトワールが素晴らし列車を組み、ブリッツェンとしては後ろで待機という形になりました。今回のレースでは自分たちで主導権をとるようなつもりで走りたいです」
レースはスタート直後から逃げたい選手がアタックを試みる。
序盤は、吉田晴登選手(ヴェロリアン松山)や大山航平選手(イナーメ信濃山形)、藤澤勇聡選手(NEXT TEST SET)が逃げる場面もあったが、ほどなく吸収されていく。ブリッツェンは、逃げメンバーをしっかり見つつ集団前方で走行していた。
9周目では、久保田悠介選手(ヴィクトワール広島)と池谷隆太選手(稲城FIETSクラスアクト)が先行するが、武山などが対応。そして、10周目の中間スプリントを狙う動きで集団は再び一つになり、周回を重ねる。
15周目、ブリッツェンやヴィクトワール広島、キナンレーシングチームなどは前方で固まりはじめる。17周目には、竹田天飛選手(弱虫ペダル サイクリングチーム)が先行、吸収された18周目にはカウンターで大山選手と渡辺一気(京都産業大学)が先行する。スタートから初めて逃げが容認され、逃げ2人、集団の構図になる。
21周目では先頭から大山選手がドロップ、しかし島崎将男選手(群馬マンモスレーシング)
がジャンプアップに成功。渡辺選手、島崎選手の逃げは粘り周回を重ねる。一方で、集団はスプリントに向け緊張が高まる。ブリッツェンは先頭を固めるが、同時にヴィクトワールやキナン、シマノもまとまりはじめる。
ファイナルラップ、逃げていた2人を集団が吸収。やはり大集団のスプリント勝負だ。前方を固めたのはヴィクトワール。ブリッツェンはその後ろに控える。昨日、優勝した橋本英也選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)もその中に入り込む。
そして、最終コーナー手前でブリッツェンが勝負にでる。フォンが武山、岡をひきつれ加速し、コーナーを曲がる。しかし、武山の後ろには橋本選手がつく。橋本選手は単騎でも勝てるスプリント力がある。ただ、岡が強かった。後方からスプリントを開始し加速。道幅の広さがプラスに働き、失速することないスプリントをみせ見事フィニッシュラインをトップで通過した。昨日の悔しさを晴らすかのような走りで、サポーターに勝利を届けた。
岡が全力でスプリントをできる状況を作り出すためのフォンや武山の動き。序盤から集団をコントロールした増田、沢田、宮崎の力も大きかった。
【レース後の鈴木監督のコメント】
ホッとしました。地元でしたし、昨日失敗した分、何とか取り戻せてよかったです。昨日は中盤まではよかったのですが、コミュニケーション不足もあって上手くかみ合いませんでした。今日は個々の動きを見直しながら、ミーティングを長くしてイメージを作ってからスタートラインに立ちました。今日の終盤は、地元だしということもあり早い段階からトレインを組みました。上手くはまりました。ミーティングでコミュニケーションがとれたのがよかったです。やっと一勝できました。これからまだまだレースが続きますが、勝てるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
【レース後の岡のコメント】
きょうは自分のスプリント1本ということで、自分が脚を使わないようにみんなが風を切ってコントロールしてくれました。自分が楽をできるように集団を仕切ってくれました。最後は自分がいいスプリントをできるようにしてくれて、チームみんなで勝ち取った勝利だったと思います。最後はちょっと向かい風だったので、まくり気味のスプリントをしました。ライバルチームの選手たちも本当に強くて、気が抜けないスプリントになりましたが、ここで優勝できて本当にうれしく思います。次のレースは、JBCF西日本ロードクラシックと東日本と続きますが、シーズンがはじまったばかりで、まだまだみんなコンディションをあげていくと思うので、引き続き応援のほどよろしくお願いします。
▼リザルト
1位 岡篤志(Astemo宇都宮ブリッツェン) 1h20'01”
2位 エリオット シュルツ(ヴィクトワール広島) +0'00”
3位 孫崎大樹(ヴィクトワール広島) +0'00”
8位 武山晃輔(Astemo宇都宮ブリッツェン) +0'00”
19位 フォン チュンカイ(Astemo宇都宮ブリッツェン) +0'03”
57位 沢田時(Astemo宇都宮ブリッツェン) +0'20”
59位 増田成幸(Astemo宇都宮ブリッツェン) +0'20”
94位 宮崎泰史(Astemo宇都宮ブリッツェン) +1'27”
※全リザルトは下記URLをご参照ください。
https://jbcfroad.jp/wp-content/uploads/2026/01/リザルト_0405_JCT.pdf
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