レースは14時5分にスタート。ホールショットは織田選手が獲得し、そのまま織田選手が先頭に立つ。さすがのバニーホップでシケインでは滑らかにクリアしていくが、沢田もそれに続き、織田選手をマークする。ただ、その後、織田選手が飛び出しそのままリード。7秒離され3周目に突入、4周目では織田選手から18秒遅れで3位の選手と合流しセカンドパックとなる。
しかし、沢田はその後得意の上り区間でペースアップし単独2位に。6周目で織田選手とのタイム差は30秒となるが淡々とペースを刻む。もちろん淡々と走るのは織田選手も同じ。1周6分前後のペースで周回を重ねる。
勝負のラスト1周。トップは織田選手、2番手に沢田、7秒後方から成田光志（OLIVE）選手が追いかけてくる状況だった。そして、フィニッシュは織田選手がトップ。沢田は2位となった。
体調不良の欠場から約1週間。優勝はならなかったが、レース前沢田は「フィーリングがあれば今日は合格かなと思う」とコメント。表彰台に戻ってくることができた。体調が万全ではない中、織田選手から大きく引き離されなかったこと、また、成田選手に追いつかれなかったこともプラス材料だ。
次のレースはホーム戦。12月6日、7日に行われる宇都宮シクロクロスに出場する。そして、翌週の14日は全日本選手権。重要なレースが続く。
