『三菱地所JCLロードレースツアー2021 第1戦 カンセキ真岡芳賀ロードレース』

2021年3月27日(土)、三菱地所JCLロードレースツアー2021 第1戦「カンセキ真岡芳賀ロードレース」が真岡井頭公園周辺特設コースにて開催。

宇都宮ブリッツェンから 増田成幸、堀孝明、西村大輝、小野寺玲、中村魁斗、小嶋渓円　の6名が参加。

レース後半でできた強力な逃げ集団にいた増田成幸そして西村大輝が、記念すべき地元開幕戦でワン・ツーフィニッシュを飾りました！

午前中に行われたチームプレゼン。「宇都宮ブリッツェン」のコールとともに、ノリノリでポーズを決めるのはオノデライダーこと小野寺玲。

今日のレースコースは比較的平坦で、コース終盤に短い上り坂を上がり切ってゴールとなる。すべての選手に勝つ利の可能性が十分あるレイアウトだ。 宇都宮ブリッツェンは増田、西村、小野寺のエースとして最終展開までもっていく作戦で臨んだ。まずは初戦ということで、レースに勝たなければならないという緊張感よりも、勝ちを獲りに行くプロセスを楽しもうと清水・増田からチームにアドバイスがあった。

宇都宮ブリッツェンは常に集団で各チームのようすを伺う。

レーススタートから激しいアタック合戦が続く。2周回目で西村が痛恨のパンク。４周回までは何度か逃げ集団ができかけるもののなかなか決まらない。 途中横塚（チーム右京相模原）が飛び出し。福留（VC福岡）と内田（ヴィクトワール広島）が同調し、3名の逃げ集団が形成される。集団は3名の逃げを容認。5週目・10週目のスプリントポイントは3名が獲得した。

10周回目より、宇都宮ブリッツェンを中心に、スパークル大分レーシングチームや那須ブラーゼンなど複数のチームが集団をけん引し徐々にタイム差を縮め、3名の先行集団をキャッチ。

15周回目に入る段階で、トマ・ルバ（キナンサイクリングチーム）のアタックをきっかけに宇都宮ブリッツェンからは増田、西村、そして鈴木龍（レバンテフジ静岡）、小石、石原（チーム右京相模原）の6名による強力な逃げ集団が出来上がり、そのまま最終周回へ入る。増田が絶妙なタイミングで飛び出しそのまま逃げ切り見事JCL開幕戦にして地元開催の真岡芳賀ロードレースで優勝を飾った。

最終周回で増田成幸が飛び出し、そのまま単独勝利！

2位争いのスプリントを西村大輝が制し、見事ワン・ツーフィニッシュを飾った。

■リザルト

01位　増田成幸／宇都宮ブリッツェン　3:41:43:669

02位　西村大輝／宇都宮ブリッツェン　3:42:03:849（＋0:20:180）

03位　トマ・ルバ／キナンサイクリングチーム　3:42:04:514（＋0:20:845）

04位　鈴木龍／レバンテフジ静岡　3:42:05:580（＋0:21:911）

05位　石原悠希／チーム右京相模原　3:42:22:08:699（＋0:25:030）

…

08位　小嶋渓円　3:43:11:489（＋1:27:820）

24位　小野寺玲　3:43:18:716（+1:35:047）

25位　中村魁斗　3:43:19:668（+1:35:999）

32位　堀孝明　3:48:46:900（＋7:03:231）

■リーダージャージ

マイヨプリエ（個人ランキングトップ）　増田成幸（宇都宮ブリッツェン）

マイヨエスポワール（新人賞）　本多晴飛（VC福岡）

マイヨラファール（スプリント賞）　増田成幸（宇都宮ブリッツェン）

※マイヨフイユルージュ（山岳賞）は無し

■地域特別賞

ベストアシストライダー（下野新聞）賞　小石悠馬（チーム右京相模原）

ベストアグレッシブライダー（トヨタカローラ栃木）賞　横塚浩平（チーム右京相模原）

ベストホープフル（日本通運）賞　内田宇海（チーム右京相模原）

※正式なリザルト、リーダージャージについてはJCL公式ホームページをご確認ください。

優勝：増田成幸　2位　西村大輝　3位　トマ・ルバ（キナンサイクリングチーム）

増田成幸は今日のレースで2枚のジャージを獲得。個人ランキングトップのマイヨプリエ（黄色）とスプリント賞のマイヨラファール（青）。